草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

2015-01-01から1年間の記事一覧

コウノトリ

歯の治療後、せっかくの週末に家で麻酔が切れるのを待つだけじゃ気も晴れず、まだ口に痺れが残る中で、とりあえず近くの干潟を一回りするくらいのつもり出かけた。脇道に入るとき、道端の田んぼに白い鳥がいるのを見つけた。いつものコサギかダイサギ?とし…

ハマシギ飛ぶ

またまたハマシギ。 よほど近くでない限り、肉眼観察では単に干潟の泥を小さな鳥が走り回っているだけの、あまり面白みを感じないシギだった。しかし写真を撮ろうとよく見るうちに、なかなか可愛い鳥だと愛着が湧く。 数十匹で飛び回り群舞するハマシギの群…

ハマシギ

この秋初めてのオオソリハシシギに遭った。周りではハマシギが餌を探している。 羽繕い?をするハマシギ。短いと思ってた首は意外に長く伸びることを知る。 ハマシギのアップを取り囲むように、幾つもの「田んぼマーク(地図記号のことですが)」が・・・。…

ダイゼン

これまでダイゼンと言えば杭の上に並んだハマシギに混じって眠る姿を見るだけで、干潟で遭ったことがなかった。どんよりと曇った空の下、帰り道のついでに廻った干拓の堤防の下で、10羽くらいのずんぐりしたシギチが泥の上を歩き回っていた。 めて干潟で見る…

コサメビタキ

「そろそろ、コサメビタキも来ている頃ですよ。」と、小鳥を見に山に足を運ぶきっかけになった言葉だ。それまでは、スズメやヒヨドリならまだしも、森や林で枝から枝へ飛び渡りなかなかその姿を見せてくれない小鳥を、とても探してみようなんて気にならなか…

サンショウクイ2

9月の話に遡るが、今年はサンショウクイの渡りをほとんど見ることができなかった。週末だけだった昨年とはちがい、平日にも何度か朝の出勤前に通ったが、それでも頭上を越えて渡る群れを1度くらいしか目撃していない。でも、サンショウクイに出会えなかった…

キセキレイ

子供の頃いた辺りではセキレイと言えばキセキレイで、「一度ハクセキレイやセグロセキレイを見たい」と思っていた。しかし、ここでセキレイと言えばほとんどハクセキレイで、キセキレイを見ることがほとんどなくなった。 9月~10月はいろいろな鳥が見られる…

キリアイ

潮が引き、ほとんどの水鳥が遠い海岸線に去ってしまった中、ふと下を覗き込むと、堤防沿いの狭い流れの畔を、小さな水鳥がしきりに泥に嘴を突き刺しながら歩いていた。望遠レンズで覗くと、キリアイだ。数日前に陽の落ちた薄暗い中で見つけたのと同じ個体だ…

ソリハシシギの季節

この秋は、いつ干潟に行ってもソリハシシギが歩き回っている。何故かハマシギは遠くの方で、近寄って来てくれない。 以前、時々思い出したように干潟にやって来て水鳥を見ていた頃は、鳥の渡りは春4月、秋11月頃だろうと漠然と思っていた。干潟に来る頻度が…

コイカルとイカル

この冬、イカルの群れにコイカルが混じっているというので見に行った。イカルは以前にも見たが、全身の写真を撮れたのは今回が初めて。でも、コイカルを目当てに集まったバーダーに囲まれ、ここは先ずコイカルを狙わなければ。 翼の白い部分の違いやかぶった…

シロハラ、エナガ 他

シロハラ・・・この冬は行く先々でシロハラに出会った。それも、ほぼ必ず2羽以上。昨年まで見かけたのは、たいてい木の下の薄暗い影で落ち葉をひっくり返している姿だったが、今年は開けた芝の上や木の枝の上、さらに電線にとまる姿も見た。単に、偶然今年…

オオカラモズとオオモズと

昨冬オオカラモズを見た後、図鑑でオオモズというほぼそっくりの別のモズがいることを知った。ネットに載せられたオオモズの写真は、色や模様が非常に似ている。体長にははっきり違いがあるらしいが、実際に目で見てどんな風に違いを感じるのか、一度は見た…

ミコアイサ

パンダガモと言われるミコアイサ。かつては近くの公園の池に毎年やって来ていた鳥だが、最近はどこどこに来てるという情報を頼りに探しまわらなければいけない。 遠くから一目でわかる雄の白さと、眼の周囲の黒い斑点が印象的で綺麗なカモだが、用心深くてな…

クロツラヘラサギ飛翔

コサギやダイサギなどは首を折り曲げて翔ぶが、クロツラヘラサギはツルのように首を前に伸ばして翔ぶのだと聞いた。干潟から飛び立つのを見て、それを確かめることができた。 「ヨイショッ!」と一羽の飛び立ちを連続写真にしたようにも見えるが、実は横並び…

クロツラヘラサギ

クロツラヘラサギ、近くの河口や干潟には毎年10数羽がやって来る。 河口の砂地で休んだり、干潟の浅瀬に頭を突っ込んで餌を漁る姿にしばしば出くわすが、 いつも遠くて一応それと分かる程度の写真しか撮れなかった。二・三十メートル以内で出逢うことはなか…

アカガシラサギ-2

そうそう、多分もう見れないかなと思っていたアカガシラサギに遭ってしまった。前回は葦の中に半分隠れた感じで良く見れなかったし、「翔んだ!」と思った瞬間、2・3秒後にはもっと深い葦原に飛び込んでしまった。何とかレンズの中には入っていたものの、…

イソシギとクサシギ-Ⅱ

イソシギとクサシギ、その2。イソシギの画像がイマイチだったので、新しいカメラで取り直してみた。 カメラ・レンズが良くなり、画像も多少改善されました。色や形はクサシギに似てるが、大きさについてはイソシギの方が明らかに小さく見えた。 肩先への”白…