草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

シロハラ、エナガ 他

シロハラ・・・この冬は行く先々でシロハラに出会った。それも、ほぼ必ず2羽以上。昨年まで見かけたのは、たいてい木の下の薄暗い影で落ち葉をひっくり返している姿だったが、今年は開けた芝の上や木の枝の上、さらに電線にとまる姿も見た。単に、偶然今年はそのような場面に遭遇しただけなのだろうが、何か突然にシロハラの習性が変わったような印象が残った。
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紅梅はシロハラの眼に咲にけり

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体が大きい分、明るい所で見ると結構見ごたえがある。顔つきもなかなか厳めしい。

エナガ・・・久しぶりに近くでエナガを見た。
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枝の中をチョコチョコ動き廻り、なかなかちゃんと撮らせてくれず、何とかそれと分かる画像を手にしたのみ。また、うらうらと晴れた日に、ゆっくりと姿を見せてくれ。

カワラヒワ・・・春が近づき、カワラヒワの群れが忙しく飛び回る。土手の木と、草芽の伸びた畑の間を行ったり来たり。20羽以上の群れがまとまって枝に止まったが、さてこの中にはオオカワラヒワが混じっているような。
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一羽ずつゆっくりと確認している暇はなく、すぐにまた飛んで行ってしまった。

ジョウビタキ・・・冬のあいだは当たり前に見掛けるジョウビタキだが、近くにとまってくれると、ふと撮りたくなる。
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偶然に飛翔も写っていたが、なかなかの姿。来年は真面目に飛翔を狙ってみるも良し。
   ジョウビタキ飛び交う冬も早過ぎぬ