草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

キクイタダキ

「キクイタダキ」、それは「頭の上に黄色い菊の花びらを載せているように見える」ところで付いた名前なのだそうだ。確かに、よく見ると頭の中央に小さく”黄色い鶏冠(とさか)”のような羽毛があり、時々それを逆立てるように見える。 3月の末の頃、松の枝間…

マヒワ

春の初め、初めてマヒワに出会うことが出来た。「マヒワは結構よく見る」と言われるのだが、マメな鳥探索をサボっている私にはやっとのことで初見となった。 まだまだ結構な種類の「よく出会える鳥」が私には残っているのだが、マヒワの姿を図鑑で見て、早く…

ミヤマホオジロ

冬の晴れ間に出かけた時、開けた草地から里山への入口付近、枯れ葉が積み重なるまばらな林の中にミヤマホオジロを見つけた。 雄雌まじりの数羽が散らばり、落ち葉の間に虫でも探しているのだろうか? その中で顔の黒さと眉紋の黄色が目立つ雄。 雌では眉紋の…

ルリビタキ

碧と黄色の綺麗な姿を一度ゆっくり堪能したいとは思いつつ、たまに通り過ぎるだけの出会いしかなかったルリビタキ。これまでは薄暗い藪の枝にとまる若い雄の姿を何とか1・2枚撮れただけである。 今年、別の鳥を狙って待っていた水辺で運よく若いルリビタキ…