草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

ソリハシシギの季節

この秋は、いつ干潟に行ってもソリハシシギが歩き回っている。何故かハマシギは遠くの方で、近寄って来てくれない。

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以前、時々思い出したように干潟にやって来て水鳥を見ていた頃は、鳥の渡りは春4月、秋11月頃だろうと漠然と思っていた。干潟に来る頻度が少し増え、鳥見の先輩方から、シギ・チドリの渡り本番は9~10月だと教わったが、次の年になると忘れてしまい、やはり11月くらいに干潟に来てカモばかり見ていた。そんな風で、9月にはこんなにありふれているソリハシシギを、2.3年前まで見たことがなかった。

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9月にシギ・チドリの渡りを思い出し干潟に来るようになって2年目、なるほどソリハシシギはここらでは9~10月の鳥なのだと理解した。反り返った嘴と、赤っぽい足が可愛いシギだ。

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何を食べているのか、しきりに嘴を泥に突き立てる。

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離れた場所の泥からなにか顔をだしたのか、餌?目掛けて突進。走るのも、これまた結構早い。