草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ハマシギ

この秋初めてのオオソリハシシギに遭った。周りではハマシギが餌を探している。 羽繕い?をするハマシギ。短いと思ってた首は意外に長く伸びることを知る。 ハマシギのアップを取り囲むように、幾つもの「田んぼマーク(地図記号のことですが)」が・・・。…

ダイゼン

これまでダイゼンと言えば杭の上に並んだハマシギに混じって眠る姿を見るだけで、干潟で遭ったことがなかった。どんよりと曇った空の下、帰り道のついでに廻った干拓の堤防の下で、10羽くらいのずんぐりしたシギチが泥の上を歩き回っていた。 めて干潟で見る…

コサメビタキ

「そろそろ、コサメビタキも来ている頃ですよ。」と、小鳥を見に山に足を運ぶきっかけになった言葉だ。それまでは、スズメやヒヨドリならまだしも、森や林で枝から枝へ飛び渡りなかなかその姿を見せてくれない小鳥を、とても探してみようなんて気にならなか…

サンショウクイ2

9月の話に遡るが、今年はサンショウクイの渡りをほとんど見ることができなかった。週末だけだった昨年とはちがい、平日にも何度か朝の出勤前に通ったが、それでも頭上を越えて渡る群れを1度くらいしか目撃していない。でも、サンショウクイに出会えなかった…

キセキレイ

子供の頃いた辺りではセキレイと言えばキセキレイで、「一度ハクセキレイやセグロセキレイを見たい」と思っていた。しかし、ここでセキレイと言えばほとんどハクセキレイで、キセキレイを見ることがほとんどなくなった。 9月~10月はいろいろな鳥が見られる…

キリアイ

潮が引き、ほとんどの水鳥が遠い海岸線に去ってしまった中、ふと下を覗き込むと、堤防沿いの狭い流れの畔を、小さな水鳥がしきりに泥に嘴を突き刺しながら歩いていた。望遠レンズで覗くと、キリアイだ。数日前に陽の落ちた薄暗い中で見つけたのと同じ個体だ…

ソリハシシギの季節

この秋は、いつ干潟に行ってもソリハシシギが歩き回っている。何故かハマシギは遠くの方で、近寄って来てくれない。 以前、時々思い出したように干潟にやって来て水鳥を見ていた頃は、鳥の渡りは春4月、秋11月頃だろうと漠然と思っていた。干潟に来る頻度が…