草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

ミコアイサ

パンダガモと言われるミコアイサ。かつては近くの公園の池に毎年やって来ていた鳥だが、最近はどこどこに来てるという情報を頼りに探しまわらなければいけない。
 遠くから一目でわかる雄の白さと、眼の周囲の黒い斑点が印象的で綺麗なカモだが、用心深くてなかなか近付けない。

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こっそり木の陰に隠れて撮ろうとしても、すぐに気付いて背を向け、どんどんと遠ざかっていく。

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結局、何とか遠くから頑張って撮るしかないということ。

ところが、ある日いつになく朝早く行くと、まだ寝起きなのか、いつもより近い距離でゆっくりと泳いでいた。これは絶好の機会と、いそいでシャッターを切る。
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でもカメラを構えてすぐ気付かれたようで、比較的近かったのもここまで。一度潜ったと思うと、次に浮かんだ時にはもう、いつも通りの後ろ姿を見せつけ、さっさと池の対岸へと泳いで行ってしまった。