草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

タシギ

本当は貴婦人と呼ばれる足の長いシギを見るはずだったのだが・・、情報の場所に既に姿無く、廻り道の帰路に覗いた水路の中でチョコチョコ歩くずんぐりしたシギを見つけた。一羽だけで、時折り警戒するようにうずくまると、川床の風景に紛れ見失いそうだ。そして、忘れた頃にまた動き出す。
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図鑑には27cmとあったが、見た目にはずっと小さく見えた。写真で模様を確認しても、どうみてもタシギだ。嘴の長さが体長にきいているのか、体の割に嘴が長い。体長の1/3が嘴と言ってもいいくらいだ。
 
こんな長い嘴は邪魔にも見えるが、泥や水の中の餌を探すには便利なのだろう。
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撮ってみると模様のくっきりした、なかなか綺麗なシギだと思った。