草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

コチョウゲンボウ、雌

この冬最後の出逢いかな、と思う。シギの情報に足を運んだ干拓地でふと見ると鷹がとまっていた。双眼鏡で見たが、何か全体に不思議な感じを受ける。どう見ても後ろ姿なのに、鋭い眼光でこちらを睨んでいるのだ。鷹ってこんなに首が回るの? まるでフクロウだ。
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念のために前に回ってみた。ほとんど前を見ることがなく、ずっと背中の方を気にしている。私を気にしていたのではなく、何かよほど気になるものが後ろにあったのだろう。
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そんなにこっち向かないなら、もっと近づくよ・・と車を進めた瞬間、飛んで行ってしまった。さすがの後ろ(いや、前?)の気配への鋭さに、「猛禽」を感じた。