草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

ヒバリシギ

ウズラシギを見れば、次はヒバリシギに会いたい。4月の終わり頃、干拓で一羽見たと聞いて探してみたが、全く影も見えず。ところが、数日後、干拓を諦めた帰り道で立ち寄った水路で出会えた。タシギとコチドリタカブシギが目に入って車を止めると、すぐ手前の浅い水の中に小さなシギが居ることに気付いた。

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以前に一度、ウズラシギと間違えてしまったので、まず大きさを確認。さいわいコチドリタカブシギと一緒に居たので、比較する。

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コチドリよりも明らかに小さく、ウズラシギではない。当然、タカブシギよりもかなり小さい。

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ウズラシギはタカブシギと並んでも同じくらいだったので、今度はヒバリシギで良さそうだ。ウズラシギがずんぐりしていたが、ヒバリシギは少し細身でスマートか?

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頭にはウズラシギと同じく茶色い帽子が載っているが、これもやや細か?

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でも、模様や羽の長さでの見分け方は、私には難しいようだ。

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次の日には、少し離れた水田址で珍しく出会ったヒクイナとのツーショットが撮れた。

歩き回るヒクイナを追いかけていくうちに、最初は気付かなかった小さなシギが不意に手前に重なった。やけに小さく見えたので、やはりヒバリシギだと思われる。

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今度会うときはなるべくウズラシギとヒバリシギに並んでほしいものだ。そうすれば識別に迷わないで済むのだから。