草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

ツルシギ(冬羽)

4月の初め頃、田んぼの間の小さな水路に1羽のツルシギが降りていた。北へと向かう渡の途中だろう、まだ冬羽。脚が朱(あか)いのが特徴。

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毎年、1羽2羽程度を見かけたという情報を聞くのだが、20m以内でゆっくりと撮影できる機会はあまり無かった。やっと今年は、じっくり撮影する機会に出会えた。

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餌を探して水の中を歩き回るが、

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水の中で何を探しているのか。

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結構深い所までも入っていく。

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そして、しばらく水の中で餌を探して歩き回った。しばらく歩き回ると、水から出てしばし休憩。

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浅い水路の水にその姿が映る。

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カメラマンを気にもせず、のんびりと羽繕いし、続いて丹念に羽毛に油を塗りつけた。この個体は3・4日この辺りに居たのだと思うが、次の週には北へと旅立ち姿を消した。 f:id:yakyusurunara:20200524150242j:plain