草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

シロチドリ

海岸に下りて浜を歩くと、目の前 5 m 位を動くものが・・・。
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砂浜に下りるまで全く気付かなかったけれど、シロチドリが10羽近くちょこちょこと海に向かって逃げていく。

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見回すと、波打ち際にも。
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ここのチドリは何故逃げないのか?砂の上にいれば見えてないと思っているから?
確かに、堤防の上からは全く見えていなかったわけだが、ここまで逃げられないのはシギ・チドリでは初めて。おそらくシロチドリが人を恐れない、というわけではなく、ここのチドリ達は人が危害を加えてこないことを知っているのだろう。実際、堤防を散歩する人達のほとんどが、目の前の砂浜にいるチドリ達に気付いてさえいないようだ。
イメージ 4れでも時々は真っ直ぐこちらに顔を向け、警戒は怠らない。
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目線を下げて座り込むと、向こうの石の上にも何羽か見つけた。
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下手に飛び上がって逃げるより、広い砂浜や石原にじっとしていたほうが、ちょっと離れるだけで見つかりにくいのだと改めて分かった。