草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

コチドリ・・・?

ツバメが来てツバメチドリと来れば、次はチドリ・・・というわけではないだろうが、ツバメチドリの場所へと行く途中、田んぼの中にチョコチョコ歩くチドリを見つけた。
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小さいうえに絶えずチョコチョコと走り回るチドリは、なかなかうまく収まってくれないが、今回は道に止めた車の結構近くまでやってきて、いろいろ撮らせてくれた。
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肉眼では小さな鳥があちこちと走り回っているだけにしか見えないチドリだが、カメラを通してずっと見ていると、結構いろんなポーズや動きを見せてくれて面白い。
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こちらを警戒してるのか、餌に狙いを付けているのか、前から見ると結構鋭い目つきをしていて、小さいながら精悍さを感じさせる鳥だ。
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羽をブルッとさせると、下に暖かそうな羽毛を来ていることがよく分かる。長袖を上に羽織って撮るような秋寒の雨空の下でも、きっと寒くはないだろうな。
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ところでこのチドリ、コチドリだと思って撮っていたが、写真と図鑑を比べるうちに「ひょっとして、イカルチドリかも?」という疑念も湧いた。アイリングが細く、クチバシも短い気がする。で・・・いろんな写真や図鑑と較べ迷ったが、脚の黄色を重く見て、最終的にはやはり”コチドリ・若”だろうということにした。