草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

ミコアイサ

鳥を見始めた頃は、開けた場所で手軽に見られるカモばかり見て覚えた。カイツブリカルガモマガモヒドリガモ、そしてオナガガモなど、よく見るカモ類を覚えた頃、近くの公園を散歩中にツーッと一直線に泳ぐ白いカモを見た。
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双眼鏡で見ると、野鳥図鑑の表紙に載っている鳥が泳いでいた。写真を撮っていた隣県の方からミコアイサだと教えられ、さらに「ここはミコアイサが多いことで知られてる」と聞かされた。「飼いならされた白鳥に子どもが餌をやるだけ」と思っていた公園が、意外にいろんな渡り鳥の越冬地でもあると認識した。

その公園も最近は訳あって渡り鳥が減り、ミコアイサもあまり見られなくなった。今は、別な場所で時折り姿を見せるミコアイサにカメラを向けるしかない。
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ミコアイサ(♂)泳ぐのはかなり早い
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後ろから見ると、雄の頭の上の黒いV字が面白い。

ミコアイサはよく潜る。
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(おそらく足で蹴って)頭から突っ込み、

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最後に足で蹴る・・・素潜りの極意だ。

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数は多くないが、できるだけ長く居て楽しませて欲しい。