草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

スズメ

冬の枯野や道路脇の潅木の藪には、スズメの群れがパラパラと飛び回っている姿をよく見る。

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春には住宅地の屋根や軒下を飛び歩き、チュンチュンとうるさく囀るスズメも、冬の野原ではホオジロなどに混じり野生味が漂う。

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たまに電線に止まっているのを見て、ああ、やはりスズメはスズメだと思うのだが。

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隣家の屋根の雀を撮ろうと思ったことはないが、枯野で餌を求めて葦の皮を剥ぐ姿を見ると、やはりスズメも野鳥なのだと感じる。

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冬陽を浴びて枝に集まれば、ユーモラスで愛らしい小鳥である。