草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

カシラダカ

初めてカシラダカを見たのは住宅地に近い公園だったと思う。多分、一羽だけポツンと枝に止まっていた。カメラをバージョンアップしてから、ホオジロを取り直そうと野っ原で探している間に、肉眼で断定し双眼鏡で確認しなかった”思い込みホオジロ”の中に、カシラダカがかなり混じっていることを知る。

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不勉強にしてカシラダカが群れで野原を飛び回るとは知らず、”ああまた冬のスズメの群れ”と思って注意を払わなかった中に、カシラダカが結構混じって居たはずだ。事実、丁寧に見ると、同じ藪の中にスズメとカシラダカを見ることもある。

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枯野の端で少し高い枝に止まり野原全体を見渡す姿を見ると、ホオジロやモズとはまた一味違う凛々しさも感じる。

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時折り混じっている色の調子の異なる個体を♂♀の違いかと思っていたが、そうではなく夏羽・冬羽の違いらしい。
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