草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

ホシムクドリ

ムクドリの群れを見つけたら一通り観察してごらん、もしかしたら珍しいムクドリが混じっているかも・・というアドバイスに従って何度かムクドリの群れを眺めたけど「実際には普通のムクドリばかりなんじゃないか・・」と思いつつ最近は期待を持たなくなってました。たまたま他に鳥も見つからないし、じゃぁこのムクドリでも撮って帰ろうかと、気が乗らないまま電線のムクドリを撮ってました。でも、その中にちょっと黒っぽいのが混じってるな、と。
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アップにしてみると、何か点々が付いてるんじゃないか?
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おお、ホシムクドリでした。これはあまり期待してなかったので、嬉しい誤算です。図鑑で見たときは変わった鳥だなと思う反面、珍しい鳥と書いてあるので近くで見ることはないと思っていた。
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やはり、ムクドリの群れがいたら先ずは何か混じっているか確かめて見ろ、という先輩のアドバイスはやはり正しかった。うすく靄がかかり視界の悪い日に、もしかしたらと彷徨い出てきた甲斐があったというものです。北への渡りが始まり少しずつ水鳥の数も種類も減ってきたこの頃、こんな出会いの楽しみもあることを教わりました。