草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

アトリ

1日中いろんな所でアトリに出逢った。30羽くらいで電線に休んでいた。
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すぐ下の田んぼに降りると、パッと見では居るのかどうかわからないが・・・、
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青空をバックなら、模様と色が綺麗に映える小鳥だ。
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初めてアトリを見たのは山の駐車場の横にある葉の落ちた桜の木に止まる姿で、山の鳥だと思った。でも次は秋から冬にかけて稲刈りの終わった田の上を群で飛び回る姿。その後も冬になると、所々で電線に止まる姿を見かけてきた。線に掴まろうと羽撃く時が、背中の白や羽の模様が綺麗で印象的。
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これまでは、せいぜい100羽以下の群れにしか出会わず、もっと多くの数百羽のアトリの大群に出会える日が来るように願っていた。今日、途中3箇所くらいでアトリに出会いつつ、最後にそんな数百羽の大群に干拓で出逢うことができた。
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多分写真内だけで500羽はいると思う。枠から外れたのを入れるとおそらく千羽近い群れだった。

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一部が電線に止まって休憩、まるで発進命令を待つ待機部隊の様。

山の背景に入ると、また一段と羽の色が映える。
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群れの飛翔を撮ると、コマ撮りのように羽撃きの様々な瞬間を見られて興味深い。
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電線までもう一息、空きを探してウロチョロするアトリ。
秋が深まっていることを教えてくれた。