草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

ダイシャクシギと ホウロクシギ

シギ達の渡りも本格化したと聞き、出かけてみた。汐の引き始めた河口、ダイシャクシギが餌を探している傍で、似てはいるけどダイシャクとは少し異なる印象のシギが同じように餌をあさっていた。写真にして比較してみると、やはり羽の色合いや腹の下の白さがダイシャクシギとは異なる。図鑑などで確認した結果、ホウロクシギと判定。
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昨秋は、遠くでダイシャクシギに1羽だけ混じっているのを半信半疑で見た、というホウロクシギだが、今年ははっきりと確認できた。さらに次の日の満潮前、寄せる汐に岸へと追い上げられた2羽のダイシャクシギと6・7羽のホウロクシギを発見。この2種を並べて比較し、並ぶ姿も撮ることができた。
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ダイシャクシギの背中、羽の間に白い部分を確認できた。一方、ホウロクシギの背中わ全面茶色だ。
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ダイシャクシギは、腹から尻尾にかけての白さが目立つ
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撮られているのが気になるのか、ダイシャクシギ一羽だけが休んでいるホウロクシギオオソリハシシギの間を、落ち着かない様子で歩き回った。後ろで寝るのはオオソリハシシギ