草季想風

草に季節をたずね、季節に風を想う

春が来たらしい

日曜の午後、車を止めてボウっと空を眺めていた昼下がり、右方からハタハタと舞い上がった鳥影が入って来た。明らかに鷹だ。「ハイタカか?」・・その鷹はみるみる舞い上がり、悠々と舞いながら遠くへ流れ始めた。西に渡っていくハイタカかも知れないと思った。一応撮ってみようと、シャッターを切る。やはりハイタカ? 翼の模様からはそう見えた。
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久しぶりに干拓の葦原に行ってみたが、もうオオジュリンの影はない。堤防から海側を見ると、なんと、随分遠くまで干潟が伸びている。水際が確認しづらいほどで、冬場に見た時の2倍以上はありそうに見えた。そうか、春の大潮だ、春の大潮は引きが大きいから・・。ああ、もう春になったんだと悟った。
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干拓に戻ると、あぜ道にニガナの仲間が黄色く咲き誇っていた、・・ツクシは未だのようだ。
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帰り道、6時過ぎに東にまんまるの月が上り始めた。ああ満月か、やはり今日は大潮だ。
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